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住民力を高めるために
センターでは日々、NPO支援基金、ピッピネットリニューアル、NPOフォーラム、災害ボランティアセンター、10周年記念事業…などなど、様々なプロジェクトが同時並行で動いています。
ちょっぴり目がまわりそうですが、それぞれのスタッフが気持ちを込めて、工夫を凝らして、取り組んでくれていることに感謝です。

今日は昼から、県庁主催の「市町村職員とNPOとの意見交換会」に参加するため香南市へ。
南国市から東の自治体職員約30名と、東部地域のNPOのメンバーが参加されていました。
「住民力を活かした地域振興」に向けて、役場とNPOがいかに連携するか、が今日のテーマ。

最初は、高知大学の上田健作先生の基調講演でスタート。
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人口減少や過疎がすすみ、地域社会の持続可能性が危機的な状況になっているなか、地域振興を推進していくために、「住民力」「地域力」が不可欠。そのためには、すでに目覚めて、率先して動いているNPOとの連携が有力な手段、と力説してくれました。

続いて、日高村の山下保健師から、住民とともに健康づくりや雇用開発等のために動いている「NPO法人 日高わのわ会」への取組み紹介。さすが、現場で実践しているので言葉に重みがあります。
次に、高知県東部ボランティア・NPO交流会、高知東海岸街並みネットワーク会議、NPO法人 YASU海の駅クラブが順次、活動報告。
それぞれ、NPOが住民力、地域力を高めながら実践しているお話しをいただきました。

今日の任務は、その後行われる意見交換の進行。
自分たちのグループでは、「行政のNPOへの関わり方」を中心に話し合いました。意外に「どこから」「どのように」「どの程度」関わっていいのか、悩まれているんですね。
「想いを理解することから」「遠慮せず主張し合える関係づくりを」など、お互いの経験を出し合い、有意義な時間を過ごすことができました。

すすみそうで、簡単にすすまない「連携・協働」。やっぱり何事も「まずは対話から」ですね。

意見交換会を終えてセンターに帰ってくると、10周年記念誌が納品されていました。
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製作には苦労したけれど、10年を振り返る良い機会となったこの記念誌。
様々な立場の方々と対話しながら、創ってきたセンターの10年だったことを再確認。
記念誌発行にご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
順次、皆さまのお手元にお届けします!
by kvnc | 2009-10-20 21:02 | 半田
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