今日は、午後から「
企業市民セミナー」を開催しました。
主催団体として宮川さん、北村さん、武田さんと出席。
今年度2回目、通算24回目となる今回の企業市民セミナーのテーマは、「食と農業から考える企業とNPOのパートナーシップ」です。
NPO法人 人と地域の研究所
NPO法人 かまん
社会福祉法人 高知小鳩会 第二あじさい園
の3団体の事例提供から始まります。
3団体とも、「ミッション志向の非営利組織」。
「シカ肉」「有機農業」「障害者就労」と、それぞれ社会性のあるテーマへの取組みを、情熱を込めて発表いただきました。
続いて、試食を兼ねたミニ交流タイム。
「人と地域の研究所」さんからは、シカ肉のお汁。
「かまん」さんからは、かぼちゃのアイスクリームやパイなど。
「第二あじさい園」さんからは、トマトジャム、苺ジャム、レモンジャム。
どの試食品も美味く、ごちそうになりました。
ちなみに、我がスタッフは試食タイムを考え、昼食を少なめにしていたのでした…。
皆さん、積極的に交流をされていたので、交流タイムを5分間延長。
後半は、事例提供の3団体ごとに分かれてグループワーク。
3団体の今後の事業発展に向けてのアイディア、意見出しを行いながら、企業とNPOの連携の可能性をディスカッションしました。
企業の皆さんは、モノづくり、モノ売りのプロです。
技術指導、商品の価値付け、販路拡大…など、NPOは事業展開するなかで、企業から教わりたいことがたくさんあります。
NPOは、社会課題を敏感に感じ、向き合っていく先駆的・開拓的な精神や行動力を有する組織です。また、積極的な市民が参加・参画する組織であることもNPOの価値です。
NPOは、企業にとっても今後ますます興味深い存在になってくるのではないでしょうか。
お互いの価値を認め合い、お互いのメリットを産み出す関係は、積極的かつ持続的になります。
企業とNPOの出会い・対話の場、マッチングの場を今後も創造していきたいと思います。