カテゴリ:楠目( 2 )
NPO訪問
台風が過ぎ、少し天気の安定した日が続きそうですね。
前回のブログが「最初で最後」と言っておきながら、また書くチャンスをいただきました。
楠目です。



先日、センターのメンバー2人と東部(香南・安芸・室戸)のNPO訪問に行ってきました!

まずは香南市香我美町。
山北みかんのイメージが強いこの町では、2つのNPOを訪問しました。

一つ目はみかんネット香南。
みかんのイラストの入ったキャップをかぶって、
iphoneでスケジュール管理をする会長の貞岡さんに
お話をうかがいました。
驚いたのは貞岡さんの年齢。御年80歳。
デジカメ写真の展示会もしているそうで、画像の編集・処理もお手の物。
私なんかより、ずっとパソコンを使いこなしていました。
この日は利用者の方が4、5名活動されていました。
「困っている人がいれば、その人よりちょっとできる人が教える」
そうやって、皆が少しずつスキルアップするそうです。
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2団体目はこうなんスポーツクラブ。
香南市スポーツクラブには現在65のクラスがあります。
小学生からお年寄りまでその年齢層は幅広く、市外から通っている方もいるそうです。
サッカーやバドミントン、囲碁それからフラメンコ。
いろいろなレッスンを扱っています。
利用者、講師、スタッフが上手に力を合わせながら運営を行っています。
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ここでお昼になりました。
安芸市役所から車で5分の「まえだ家」へ。
地元の人に人気があるようです。
この日のオススメ「からあげ定食」を3人でいただきました。
す、すごいボリューム。
胃が破裂しそうだ・・・と思いながらも全部食べてしまいました。
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おなかも満たされところで、ここから室戸市吉良川へ。
「吉良川町並み保存会」を目指します。
台風の影響もあり、海は荒れていましたが吉良川につくころには雨も止んでいました。
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吉良川の集落は海岸に近い下町地区と山側の上町地区で構成されています。
下町地区は土佐漆喰の壁を守る水切り瓦が美しい伝統的建築物が並びます。
台風や強い暴雨から家を守る知恵です。
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上町地区は「いしぐろ」と呼ばれる塀が特徴的でした。
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とってもきれいに並べられていました。私がやったら2段目からガタガタです。
昔の人の知恵と建築物への美学を感じる町並みでした。
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町並み保存会の方とも会えました。
案内所の中には外国語のパンフレットも置いてあり、室戸ジオパークが認定されてから、
観光客も増えたようです。
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最後に、安芸老人問題研究会、わすれな草の初田さんにお会いしました。
初田さんの優しい笑顔に癒されました。
利用者の方とスタッフの人数はほぼ同じ。マンツーマンでの丁寧な対応ができます。
スタッフの方も「自分もここに来たい」と言っているそうで、そのようなみんなの思いにより、
活動は今年で26年目を迎えます。
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この日、4つのNPOを訪問しました。
皆さん笑顔で活動内容やその魅力をお話ししてくれます。
そしてスタッフや地域の方と試行錯誤を重ねながら、これからもより良いものを生み出そうとしています。
高知に300以上あるNPO。
もっと地域の魅力ある資源を知りたいと思いました。

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by kvnc | 2012-09-19 10:40 | 楠目 | Comments(0)
回覧の中からの出会い
みなさん、こんにちは。

長期社会体験研修で高知県ボランティア・NPOセンターに来ています。楠目です。
ボラフェス2012も8月26日に終わり、ほっとしています。

おそらく最後になるであろうブログに、先日お休みをいただいて行ってきた
小笠原での自然保護活動体験の紹介をしたいと思います。


きっかけは5月。

私たちの机には大量の広報誌や社協の情報誌が回覧で回ってきます。

その中に「地球の歩き方 ボランティア」という冊子を見つけました。

海外は行けないな・・・と思っていた私はペラペラとインドやカンボジアのページをめくりました。
そして、「国内ボランティア」のページに「小笠原自然保護活動6日間の旅」を見つけました。
外来種に悩まされる小笠原でその駆除をするというツアーです。
私の夢はガラパゴスに行くこと。
東洋のガラパゴスと言われ、世界遺産に登録された小笠原。

理科の教員としては、一度は行きたい!!!!!!!




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東京竹芝桟橋。
「おがさわら丸」に乗り込み、遠く小笠原村父島を目指します。
な、な、な、なんと!!!25時間もかかります。


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みんなで雑魚寝。
慣れている人は、アイマスク、イヤホンを装着し、すぐ寝ていました。


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おがさわら丸の中では、今自分たちがどこにいるか教えてくれます。

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小笠原村の父島に到着。
安心するヒマもなく、「ははじま丸」で目的地の母島へ。

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到着した日の夜は、母島の納涼祭でした。
子どもも大人も島のお祭りを楽しみます。







母島活動1日目は海!!
母島から漁船で30分くらいの平島という無人島で海岸清掃。
海岸漂着物がたくさんあり、海ゴミのベルトができています。

日本一ウミガメの産卵が多い小笠原の砂浜では、この海ゴミが大問題。
親ガメはからだが大きいので海ゴミをかき分けられますが、稚ガメがこのゴミに引っかかってしまいます。
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ボランティアのメンバーは皆で海ゴミを撤去します。

その後は、ガイドさんの案内で洞窟でシュノーケリング。
海の青さが違います!
どこもが神秘的に感じます。

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夜はナイトレクチャー。
小笠原とアオウミガメの深い関係や、保護活動についての説明を聞きました。
今でも、少量ですがウミガメ漁をし、刺身や煮物(すき焼き風)にして食べるそうです。


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アオウミガメについてのお話を聞いた後、すぐ横の浜でふ化したばかりのアオウミガメの稚ガメを放流。
小さくて、まだ甲羅もやわらかいんです。

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持って帰りたい!飼いたい!と思いましたが、10年もすれば体調3m。
ちょっと無理ですね。





母島活動2日目は森、山!!

小笠原で問題になっている外来種の駆除についてのお勉強&作業です。

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まずは、グリーンアノール。
きれいな色をしていますが、固有種の虫を食い尽くしてしまいます。
なので、「ゴキブリホイホイ」ならぬ「グリーンアノールホイホイ」で駆除し、数を減らします。

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次に、アカギという植物です。
薪にするために人間によって持ち込まれました。すごい生命力で広がり、太陽の光を遮ります。



最後に、アフリカマイマイ。
薬として持ち込まれた外来種。でかいんです。
写真を撮りながら、「うえぇ」ってなっていました。
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午後は小笠原の植物についてのレクチャーを受けました。






途中、洞窟の中に入りました。
こんな自然のきれいなところに、砲台が。

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実は、母島は戦時中に島自体が基地に。
島民は内地(本土)に強制疎開させられ、40年前に返還される前まで日本人は住んでいませんでした。
硫黄島が敵の手におち、いよいよ母島もとなってここに砲台が設置されたそうです。
幸い、使われることはなかったそうです。


小富士にのぼり、景色に感動。
本当にすべてが絵になります。
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母島での滞在時間は2日半でしたが、たくさんの「初めて」を経験することができました。
島の人、ボランティアツアーの参加者にはたくさんの夢や目標があり、
小笠原の自然に負けないくらい貴重な時間を共有しました。
もちろん、帰りもははじま丸+おがさわら丸=28時間の船旅です。


10月から、また学校現場に帰ります。
4月からの半年間、いろんな出会いや発見がありました。
まだ「ボランティアとは」を上手には言えませんが、4月とは少し違った私になれたと思います。
ここでの経験を子どもたちにしっかり話します。

ありがとうございました!



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※ウミガメは爬虫類なので、肺呼吸。たまに呼吸をしに海面に上がってきます。
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by kvnc | 2012-09-11 14:58 | 楠目 | Comments(0)