1月17日、朝6:30前。
神戸市東遊園地。
竹筒の中であたたかい光が燈る前で、隣の親子連れのお父さんが豚汁を食べながら小さな娘さんに語っている。
「もうずっと前、大きな地震があったとき、お父さんたちは長い間こんなあたたかい食べ物はなかなか食べれんかったんで…」
まだ小学校低学年と思われる女の子は、無言で豚汁を食べていた。
14年前のお父さんの状況を想像するには、まだ少し小さいかもしれない。
それでも、とてもいい光景だった。
神戸でも1/3の人が、あの地震を知らない世代になっているという。
「つたえていく」
たくさんの哀しみがあったあの出来事はこれからも伝えていかなければいけないと思う。
まったくの余談だけど、今日はセンター試験。
受験生のみなさん、持てる力を発揮してください。
受験票を忘れた私も合格しましたし、合格できなかった友達も私以上に幸せに暮らしている人もいます。
人生の通過点としては大きく感じるけど、通り過ぎるとそれほどでも。
ただ、努力が実ればいいなぁとは思います。