人気ブログランキング | 話題のタグを見る
「これからの福祉教育」-学校と地域が協働することの意義-
「これからの福祉教育」-学校と地域が協働することの意義-_f0006215_14543464.jpg今日は年に1回の「福祉教育・ボランティア学習実践講座」の日です。
テーマは「これからの福祉教育」-学校と地域が協働することの意義-です。
講師は大阪教育大学准教授、新崎先生でした。
新崎先生に講師をお願いするのは、2回目です。

この講座のおもしろいところは、学校の教職員の方はもちろん、社協やNPO、学生さんまで加わり多様な人との学びの場となっているところです。
学校の先生たちだけの学びの場は多いと思いますが、完全な異業種交流となっています。

いろんなワークを取り入れながらの講座だったので、みんなお持ち帰りができる内容でした。
学校の先生は児童・生徒に、社協の方は地域の人たちと一緒に楽しめるものでした。

「これからの福祉教育」-学校と地域が協働することの意義-_f0006215_14545146.jpg新崎先生は「偏見と差別はイコールではない」とおっしゃってました。
先入観を持ち、偏った見方をしてしまうことが偏見だけど、それがそのまま差別につながるものではないのではないかという話でした。
その偏見を気づきに変えられる、間違ってもそれを悔い改めることができると、ものすごく成長できるのではないでしょうか。

「学校と地域が協働する」という本題として。
学校の中だけでは、タテの関係やヨコの関係だらけで緊張感のある生活を送っている状態があるそうです。
それが、ナナメの関係ということで、地域の人が入ったり異年齢の方との交流などがあることで、「暖かいやさしい関係」となるそうです。
昔は私も近所の歳の違う友達がたくさんいました。
最近ではそういうのもないでしょうし、地域の人と話すこともないのでしょうね。

私の好きな自己有用感の話もありました。
子どもたちも必要とされたとき、変化するそうです。
大人でもそうですよね。
自分が社会から必要とされるという想いはとても大切だと思います。
by kvnc | 2012-08-07 17:17 | いわもと
<< NPO訪問「がん相談センターこ... またもや土曜日出勤 >>